眠れないことは大きなストレスになります。
逆にいうと、眠れさえすればたいていの問題は解決するといっても過言ではないくらい、睡眠はとても大切です。
悩み事があると眠れませんよね。
眠れないと疲れが取れない、疲れていると正常な思考力が働かない、悩み事をさらに深刻にする、負の悪循環です。
一晩しっかり眠れたらそれだけで頭が切り替えられることもあるのです。
少なくとも、脳と身体両方がしっかり休養をとれれば、悩んでいる場合じゃない、がんばろうという気力もわいてきます。
<スポンサードリンク>
質の良い睡眠にはメラトニンが必要
メラトニンとは睡眠に関わるホルモンで、メラトニンがしっかり分泌されることで眠気がやってくるようになっています。
小学生くらいが分泌のピーク。実はそこからどんどん減り始め、歳を取るとなかなか眠れないのはメラトニンが減ってしまうから。
加齢以外にもメラトニンが減ってしまう原因があります。
寝る直前までスマホを見ているとメラトニンが出ない
メラトニンというのは目から入ってくる光の刺激によってコントロールされています。
だから朝は起きて日光を浴びる、夜は部屋の明かりを少し落として身体をおやすみモードにする、という規則正しい生活のリズムが大事です。
寝る直前までテレビやパソコン、スマホなんかを見ていると脳が「夜ですよ」と認識しづらいからメラトニンがしっかり分泌できなくなって、疲れているのに眠れない、ということになります。
メラトニンをしっかり出す方法
睡眠ホルモンであるメラトニンは夜になるに従って分泌されてだんだん眠くなるようになっているのですが、なかなか眠れないならこの生活のリズムを何とかしないといけません。
メラトニンは目からの光の刺激によって影響を受けます。
人の身体には体内時計というものがあって、1日は約25時間。
朝日を浴びることでそれをリセットし、24時間になるようにコントロールしているのです。
それなのに、夜遅くなっても明かりが煌煌とついた部屋で過ごしたり、パソコンやスマホを見続けたり、朝いつまでもカーテンも開けずに暗い部屋で寝ていたりすると体内時計がリセットできずにホルモンの分泌量にも影響してしまいます。
メラトニンをしっかりと出すにはまず昼夜のリズムをしっかりつけることこれが大切です。
メラトニンを増やす食べ物をとる
もう一つは、食事に気をつけてメラトニンを増やす方法があります。
これを食べたらメラトニンが摂取できる、という食べ物があるわけではなくて、メラトニンに変わる物質を摂ることで体内でメラトニンを増やすことが出来ます。
メラトニンに変わるのはセロトニン、セロトニンに変わるのはトリプトファンです。
トリプトファンを多く含む食品にはこんなものがあります。
<大豆製品>
- 大豆
- 油揚げ
- 豆乳
<野菜・果物>
- アーモンドなどのナッツ類
- くるみ
- 枝豆
- にら
- ほうれん草
- アボカド
- バナナ
<魚介・肉>
- かつお
- まぐろ
- レバー
- 豚ロース
- 牛サーロイン
- 鶏ひき肉
魚や肉類にはほとんどトリプトファンが含まれているので、どれを食べてもいいと思います。
必須アミノ酸は体内で合成できないので食べ物から摂らないとダメなんです。
寝る前のバナナミルクが睡眠を改善する!
バナナのトリプトファン含有量はそれほど多くないもののその栄養価と消化の良さを考えると夕食後のデザートや寝る前に小腹がすいてしまったときの一品として最適なのです。
特に牛乳か豆乳との組み合わせが最高!
バナナミルクを作って飲めばトリプトファンも補給できると同時に胃を落ち着かせてリラックス♪
トリプトファンを摂取すればセロトニンが増えてメラトニンもしっかり出るようになる!
ゆっくり眠ってリラックスしたい人、寝る前のバナナミルクを試してみてはいかがでしょうか。
<スポンサードリンク>