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大寒の水が人気があるのは何故?貴重だとされる理由

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大寒とは、1年のうちで一番寒い時期ですね。

二十四節気のひとつで、毎年だいたい1月20日頃が大寒です。

小寒→大寒→立春と季節が移り変わっていきます。

大寒の時期に汲まれた水はとても人気が高いのですが、その理由は一年のうちでこの時期の水が最も澄んでいるといわれるからです。

ちなみに、2023年の大寒は1月20日(金)〜2月3日(金)です。

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大寒の水は不純物が少ない

昔からこの時期に採取された水は不純物や雑菌が少なくて、身体にも良いとされているんですね。

科学的に見て、この日の水が特別に雑菌が少なくなる、というわけではありません。

ただ、昔の人は経験的に知っていたんでしょうね。気温が下がると雑菌が繁殖しづらくなることを。

管理人
管理人
たしかに、1年のうちで最も寒さが厳しくなる日ですから、水が凛として澄んでいるというのはわかる気がします。

飲み水としてはもちろん、

  • 味噌
  • 醤油

などを寒の水を使って仕込むと腐りにくいといわれています。

「寒仕込み」という言葉は、寒さの特に厳しいこの時期に仕込むからできた言葉なんですね。

特に寒の入りから9日目に採取した「寒九(かんく)の水」は薬になるといわれるほど質の高い水なのです。

このお水でお酒を造ると、最高のお酒ができるそうですよ。

普通のお酒と飲み比べてみたいですね〜。どんだけ味が違うんだろう?

味噌も醤油も、お酒も、全て発酵が大事です。

温度が高すぎると発酵が進みすぎてしまいますが、温度が低いとゆっくり進みます。

出来上がるのにもじっくりと時間がかかるので、より美味しくなるのでしょう。

大寒の水は薬を飲む水としても良い

飲み水として利用される以外に、薬を飲む水として使うのもよいとされています。

かつてはこれだけでも養生できる、薬として飲める水として珍重されてきたそうですよ。

体の弱い方、お薬を手放せない方は、この日の水を保存しておくと良いかも。

大寒の水で火事も予防?

なんと、大寒の日に汲んだ水を1年間保存しておくと火事を避けることが出来るそうな。

おそるべし、大寒の水。

昔の井戸水ならまあわかる。今の水道水でやっても前日の水とはあまり変わりませんけれども、ここは気の持ちようですね。

大寒の水は「朝」がいい

1年で一番寒い日の、しかも朝なんて…と思いますが、お水をくむなら朝がいいそうです。

人がまだ動いていない時間帯、空気中のゴミや埃も少なく、より澄んだ水を得られるということでしょう。

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